『音楽が終わった夜に』 単行本

音楽が終わった夜に
コンサートが始まる直前の、あの昂ぶりが心地よかった。
生活のささやかな出来事を呪文のように並べた歌が好きだった。
やがて音楽が終わり、アンコールの手拍子に呼び戻される瞬間が嬉しくてならなかった。
みんな、革ジャンの下は素肌で生きていた。
夢だけは手放さなかった。
ロックの輝きに無垢な魂を燃やして… 。
ロックに目覚めた少年はやがて…。
80年代のロックシーンをひたむきに走り続けた人生を等身大に描いた自伝的エッセイ。

初出誌:本書は以下の作品に書き下ろしを加え、大幅に加筆訂正し、改題した上で再構成したものである。
「鳩よ!(マガジンハウス)」1995年3月号~1996年8月号まで『音楽が終わった夜に』、「新潮(新潮社)」1994年7月号『発声』、「文學界(文藝春秋)」1996年4月号『音の風景』、「an別冊(学生援護会)」1996年5月10日号『コアバイター』、「潮」1996年8月号『音の響き』
マガジンハウス:1996年9月 エッセイ集

価格:¥1.300(税込)
ISBN :4-8387-0629-4
形態:202ページ