『住宅顕信読本―若さとはこんな淋しい春なのか』 単行本 辻 仁成 (著), 小林 恭二 (著), 石井 聡亙 (著), 香山 リカ (著), 長嶋 有 (著)

1987年、住宅顕信(すみたくけんしん)という俳人がひっそりこの世を去った。享年25歳。浄土真宗本願寺派の僧侶だった。10代はリーゼントにサングラス、16歳で年上の女性と同棲。22歳出家得度、以後、結婚、白血病の発病、離婚、病室での育児に句作と、普通の人の何倍かの早さと勢いで人生を駆け抜けた。そんな男の肖像と、ひりひり心ふるわす俳句の詰まった1冊。サブタイトル「若さとはこんな淋しい春なのか」は、彼の句である。 住宅顕信は、種田山頭火や尾崎放哉を師として、5・7・5の定型や季語にしばられない、自由律俳句をつくった。
★辻仁成ーエッセイ収録

中央公論新社:2002年5月

価格:¥1,890 (税込)
ISBN:412003271X
形態:135ページ